湊川神社です。


そうです。楠正成公をお祀りされている神社です。・・・・NIHに留学していた時,やはり日本から来られてらっしゃる先生に楠先生っていらっしゃって・・・末裔さんでした。で。「正」が名前に付き続けているとのことでした。なるほど!
広い敷地でした。長い境内の道を奥まで進むと,本殿がありました。

 大楠公は、後醍醐天皇の目指す親政を阻止せんとする鎌倉幕府の勢力や、また武家の政権を新たにたてようとする足利尊氏と戦い、正義と忠誠を示されました。しかし、延元元年(1336年)5月25日、この湊川の地で足利軍と戦い、殉節されました。-----なのです。


そして,表門すぐ東側には墓所もあります。そこには,水戸光国公の銅像もあります。
黄門様ってこんな方だったのですね・・。
このご墓所は長いあいだ荒廃していましたが、豊臣秀吉が検地の際、お墓の東西四間(約8メートル)、南北六間(約12メートル)を免租地としました。その後に尼崎藩主青山幸利公によって末と松と梅が植えられ、また五輪塔が建てられました。
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ということのようです・・・。

稲荷神社はまぁどこでもに近く・・境内社としてありますが,ここは楠本稲荷ですね・・。
井戸もありました。
境内は木々も多く・・・佇まいは落ち着いた感じでした。
楠公ですので,戦なり武運なりの神様かと感じたりもしますが,いやいや・・・正義と忠誠という観点なのでしょうね・・。
その落ち着きは心が和みます。
奥には茶室のような設えや,庭園もありました。
自刃の地もありました。---その頃は人の命は重く,かつ,反面,軽いものでもあったのでしょうね・・。
天満宮もいつもありますが,菅原道真公ですね・・。
う〜ん,うちの長男に拝ませたい!
木々が多いのは,心に良いです。緑はやっぱり落ち着きます。
この朝は,通勤途中の人たちが早足に歩き去ったり・・・あるいは,朝の散歩の人たちは,少しのんんびり歩いたり・・という様子でした。
大楠公の歴史パネルもありました。


そして,なぜか日本最古(?)のオリーブの木です。うちの庭にもあるけど・・・。ここのは由緒ありますよね。これは!
北側はそのまま中央体育館から大倉山公園・・・球場や図書館などもある地域に?がっています。そして,この辺りは楠町です。

もうお膝元,そのものなのですね・・・。正義と忠誠! 誓いましょう!